今年も、国際的なアクセラレーター団体”Global Accelerator Network”(https://www.gan.co)の年1回のカンファレンスGAN Summit 2017@San Franciscoに01Booster「グローバル展開チーム」で参加しております。昨年@Denverに続き2年連続の参加であり、GANレギュラーメンバーになってからは初の参加です。2年目ということもあり、かつGANメンバーとも年間を通じて交流していることもあり、”Great see you again”とフレンドリーさが増しており、コミュニティに入るというのはこういう感じなのかと実感しております。
本日、初日は世界から集まる100以上のアクセラレーターのみなさまとチームに分かれアクティビティに参加しました。US各州はもとよりエジプト、コスタリカ、香港、韓国等様々です。
彼らとの交流を通じて分かってきたことを以下の通り書き留めておきたいと思います。
【1】各アクセラレーターそれぞれ試行錯誤しながらやっており、日本が特殊な訳でも、極端に遅れているわけでもない。(ただし、トライ数の少なさからは「遅れている」のは事実か。)
【2】アクセラレーターがスタートアップのためのツールではなく、大手企業、既存企業しいては行政、国家単位で活用されている事業創造の方法論であることが再確認できました。
【3】どの国でも、もちろんUSでも、大手企業、既存企業の内部からの事業創造は難易度が極めて高い。やはりスピンオフ、スピンアウト、スピンインという社外を絡めて実施することに解がありそう。
【4】事業創造は綺麗な「解」がないため、周囲から理解されないことが多いが、進んでいる国では、そのコンセンサス(イノベーション創出活動は解が見えにくいが、取り組むべきだという)フェーズに到達していると感じました。
【5】アクセラレータープログラムの形態(運営形態、参加スタートアップ数、参加スタートアップのステージ、出資規模、運営者のマネタイズモデル等)はかなり多様化しまくっており、画一的なものはなく、今後も分化していくことが予想されました。要は試行錯誤で変化していけばいいと。
【6(おまけ)】私の英語力が気持ち改善したこと。(う~ん?)昨年参加した際にとても挫折感を感じたため、1年間勉強してきましたが、さらなる努力が必要そうです。
さて、明日以降のセッションが残っており、後ろ髪を引かれる思いですが、大量のタスクが待っていますので、01Boosterグローバル展開チームの2人を残し、東京に戻ります。
I will be back soon US!!!