今日はアメリカなども良くご存知の某VCの方とお話をさせて頂きました。
01Dojoでも良く言っているのですが、スケール感というのは大事だと思います。
アメリカ(シリコンバレー)に来る中国人やインド人は「
3年後には世界を獲る!」と言うそうです。もちろん、英語は
17.5億人の単一市場ですので英語圏でサービスを始めるのはそれだけ大きな市場を狙うことにもなります。但し、個人的には、結局どこの国も現地語がメインであり、英語でのサービスには限界がありますので、英語にすれば良いというものでもないですが。
インド人はカースト制度を超えてくる非常に競争にさらされている人でしょうし、中国も台湾か中国本土かにもよりますが、やはり下克上のような人がシリコンバレーに来るのですから世界を変えるぐらいの心意気は常に持っているのかも知れません。
もちろん、職人型で積み上げて高みに上がっていく、例えば、日本の物流などは世界でも注目されるのでローカルでやっていたものがグローバルに広がることもあります。
ただ、私が思うのは欧米はスペックを切ってくるプラットフォーム型なので、どんなに良い物を持っていてもそのスペックに載せなければならず、というところに強い危惧の気持ちを持ちます。良いものではなく、世界をどうしたいのか?の方が重要だということですね。必ずしも良い物が勝ったわけではありませんから。
01Dojoでもいかにスケール型に持っていくか。スケールしないのであればサラリーパーソンの方が効率的であるとも思えます。日本人は現実から話をするので確かにひどいことは言わないかも知れませんが、この妄想癖でもなんでもいいのですが、とにかく「世界を変える!」というマインドセットに起業家の方々を持っていくのをどうするか?が我々の努力ポイントでもあります。
昔、大手メーカに居た頃にシリコンバレーの会社を買収しました。その時にその社長になった日本の方が言うには、シリコンバレーの人間は、青天井に物事を考えると言っていたのを思い出します。日本人はビジネスの上限にあたる天井が非常に低いのです。
是非、積み上げ式の強い日本人は高みを目指して強いStartupを創って欲しいですね。
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