「スタートアップ向きのアイデアかどうかのチェックリスト」というエントリーがあり、なかなか素晴らしかったので、メモと共に少しまとめておこうかと思います。
顧客の発明を避ける
「5.の誰かがしてくれるならどんな問題を解決して欲しいか」という考えはいいですね。多くの場合、自分の問題を解決したい場合や、自分に都合の良い顧客を発明しているケースが多く、このような客観性はいいです。
「6.のアイデアは気づいたもの」というのもいいです。多くの場合、良いアイデアは実行してそこから発見されるものが多く、考えだすものではないと思えるからです「13. 直接的体験」。
アイデアを秘密にしない
「10」にあるようにアイデアを秘密にするよりも話した方が得られるものは多いと思います。
なぜ、いま、あなたなのか
「11.のなぜ今なのか?」あとは「12.のなぜあなたなのか?」これはいいですね。「あの時あのメンバーで」というのが成功するスタートアップにはあると思います。つまり、未来から見た必然性ですね。
難しい課題
「22. 誰も手を出していない」これも大きいです。スタートアップは難しい課題にチャレンジすべきですね。そしてそれを当たり前(コモディティ化)にしていく。その過程がスケールですね。
価値ある企業を創れるか
「30.のこのまま続けたら価値ある企業」というところでは、ビジョンと言うか、これができたら最高に凄い!と思える事に取組むのは大きいですね。
ファンを創る
「35. 少数の人が愛す」というのは重要だと思います。イノベーションカーブであるところのアーリーアダプターなどですね。これらが、次に来るアーリーマジョリティにその製品・サービスの素晴らしさを伝えてくれるかがキャズムを超えられるかどうかになるかと思います。
実行こそ全て
最後のところです。結局、アイデア、技術などだけではビジネスにはなり得ません。これを如何にビジネス化(実行)していくか。何故ならスタートアップは実行以外の武器は持っていないのですから、そして、それが唯一他に勝てるものでもあります。