【01Blog】”リ僑”野田耕平氏の新規事業の法則に納得した件!

2013.10.25

リクルートで多くの新規事業を立ち上げられ、01Boosterにも出入りしてくれている野田さんが非常に良いことを facebookで投稿されているので、ちょっと引用させていただきます。 >新規事業の成功確率を判定する基準。 >ファウンダーの立ち上げのきっかけを聞いた時の解答は、以下の順で成功確率が高くなる。 >①最高:お客様がはじめから居て、作って欲しいと言われたから→これが法人向けだと最強。 ニーズが明確で、買ってくれる可能性が見込め、客がすでにいるサービスであればかなり確度は高いですね。 ですので、前職の延長線上で独立したり、スピンオフした事業は筋がいいのが多いですね。 成功確立というか、失敗する可能性が圧倒的に低いですね。 裏付けが明確にあるピッチというのは、かなり納得感があります。 >②良い:仮説部分を残しつつ始めたが、ずっとユーザーの反応を見ながらサービスを磨き続けた >ベンチャーなら資金調達できるか、大企業なら社内が理解があるかどうかが分かれ道。 >共通して言えるのは、ビジョンがありファウンダーが粘り強く能力が高い。 リーンスタートアップの発想に近いですが、ニーズをはずさないでプロトタイプをとりあえずマーケットに出し、顧客 と対話しながらプロダクトを地道にブラッシュアップいていく、これは大切ですね。 最近の起業はリーンスタートアップが浸透しているので結構認識は持っている人が多いですが、よっぽど大企業 の方ができていないですよね。 そして、その地道な旅を粘り強く戦い抜く経営者の力も重要なのはその通りですね。 >③まぁまぁ:ユーザー数百人にインタビューしてしっかり仮説検証して作った→仮説に自信を持ちすぎると >ピボットできずに失敗に終わる。 ローンチする前に許される範囲でインタビューやリサーチするのは大切ですね。日本のスタートアップはこれが弱い と言われるようです。もちろんあくまでも机上のインタビューですので過度な信用は注意しなければいけないのは 野田さん指摘のとおりです。②のマーケットに出した後のPDCAサイクルをぐるぐるできることが大事なので、戦略 の仮説オプションを複数持てることが理想です。 >④最低:凄くいいアイディアを思いついたから作った。→フィジビリしてこけると終了。成功確率千三つ。 >でもこれが最も多いパターン。 これがポイントですね。 多くの起業家がアイディアをゼロから見つけて、顧客を開発していく。これを立ち上げるのは相当大変。 相当大変の割には起業を目指す方の大半はここから入ってくる。アイディアソンやハッカソン、アイディアワーク ショップに参加したり。悪くはないのですが、不確実性は圧倒的に高く、結構険しい、遠い道のりですね。 そういう意味では、起業しようとしている業界、同業の先行企業に一回入社し、修行したり、その業界の経験者を 起業チームに巻き込み、リソースフルネスを高めるというのは有効ですね。

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