アメリカの興行師でサーカスの基礎を創ったP.T.バーナム氏のビジネス成功の10訓は結構、起業を考える上でも秀逸なので、ここに何かの参考にまとめておきます。
自分の生まれつきの性格に合ったビジネスを選ぶこと。
これは重要ですね。いわゆる「Can」の部分です。やはり競走(かつ、広く考えれば世界大会)ですので、流石に弱みでは闘えませんね。
約束は必ず守ること。約束をしたら、ただちに実行すること。
耳が痛いですね。。ただ、起業系は信用でなんとかのし上がっていくところがあります。というのは肩書といった自分の事を証明する手段が無いので、信用という無形物に頼る感じになるのだと思います。
どんなことでも一生懸命やること。
うーむ、どうですかね。緩急な気もしますが。とはいえ「素晴らしいでは足りない」という意味では確かに。最高の向こう側にしか未来は無い気がします。
暴飲暴食しないこと。
本当にそうですね。とにかく、人によっては物凄い懇親会等の数が増えますので、控えめにですね。
理想に走り過ぎないこと。
これは重要ですよ。理想に走りすぎるととにかく売上が立たない。継続持続ができないという気がします。とにかく、足元は現実的に。理想的なことをしたいのであれば、キャッシュを稼いでから、稼げるエンジンを回しながらだと思います。
エネルギーを無駄に分散しないこと。自分の時間と能力をひとつの事業に集中すること。
これも重要ですね。ある程度事業が立ち上がったあとに複数のことを行うのはいいんでしょうが、ゼロイチフェーズやイチから拡大するフェーズでは集中が必要ですね。経営とは捨てることというのを体現するときですね。
優秀なスタッフを雇うこと。自分の職務を十分に遂行できない人はさっさと交代させること。
くー、これは難しいけど真理ですね。結局は人が最も大きな要素ですので。
自分のビジネスを常にPRすること。隠れていては誰も見つけてくれない。
これは好きなセリフです。広告予算もありますが「PRしない余裕はない」という考えをバーナムさんはされておりますね。とにかく、誰も勝手に素晴らしいとは見つけてはくれないということですね。
浪費を避けること。自分の収入の範囲内で生活すること。
重要なポイントです。だいたいにおいて成功する起業家はお金や経費に厳しいものですね。当たり前のことでしょうが、自分のリソースの範囲で頑張ると。これはリスクを取らないというのとはちょっと違うと思うんです。極端な背伸びをしないという感じだと思うんです。
他人に頼らないこと。自分の成功は自分でしか築けない。
これも趣があります。そうですね、起業は弱いが故に誰かに頼りたい、権威や知名度のある存在に擦り寄りたい、と思います。これは人間だから致し方ないこと。しかし、相手には相手の都合がありますので、結局は自分で積み上げていくしか無いと思います。ここも重要なポイントですね。
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