地域や企業を変えていくのは結局のところ自分たち(地元の人・会社の人)であると思っております。
新規事業の失敗の理由の一つが「新しい人に新規事業を実施させる」ということです。これは一見良さそうに見えるのですが本当に違うと思います。「アメリカを創ったVC」という本にも同じような事が書いてあります。結局、他社から来たVC上がりの人にCVCを任せてもうまくいかないと。人脈、社内理解、社内での信用がないと本当のところで社内を動かせません。
よそ者、馬鹿者、若者で表わされるように「よそ者」の要素は必要だと思います。
多くの地域や企業の施策が、「自分で全部やりたがる」or「人に丸投げしてしまう」の2つに偏っている気がしております。
つまり、外部の力がないと自ずから変わることは組織・団体・コミィニティにとって極めて難しく、現在は、社長が変わっても経営陣で変革が止まってしまうという事が多々見られます。ここまで来ると、起爆剤としての「よそ者」は必要です。しかし「よそ者」に変革・創造を丸投げしてしまってはいけないと思います。あくまで、変革でも創造でも自分たちが能動的になって初めて達成できることです。
ある、ファシリテーションのプロがおっしゃってました。己の口から新規事業の話しが出ないとその新規事業はうまくいかないと。外部の力をうまく使いながら、自分たちが主導していく体制が必要です。
自分たちでは変えられないが、自分たちしか変えられない