【01Blog】情報格差というもの「リアルとメディアの違い」名古屋での講演から

2014.03.18

01Boosterの運営者が同じ経営大学院(グロービス)の出身とのこともあり、大阪の同校にて「海外に関して」と「教育サービスの現状」に関してのセミナーを同校の名古屋の方向けに実施しました。今回は福岡校からも参加頂きまことにありがとうございました。 一つ思いましたのは「情報格差」というものです。もちろん、インターネットがありますので、ある程度の情報は入手可能です。メディア自体は事実は伝えるかも知れませんが、真実を伝えているかに関しては強く気をつける必要があると思います。 起業がブームだ!ということで起業に向かう学生が増えておりますが、「起業」は手段であり、すること自体には意味はそこまでありません。例えば、海外展開に関しても、一般的にはその国の人、その国の展開をサポートしている人は、GDPの伸び、経済発展、悪いところも言うでしょうが、当然人間ですから意図が入ります。立場もあります。客観的に良いか悪いか、あるいは真相の部分は当然話してくれません(あるいは海外の場合、国際比較論に関しては全体的に弱い傾向があります)。 Startup/ベンチャーに関しても基本的にメディアに載ってくる情報は「かっこいい」「Cool」なもので、地味なものはメディア受けしないので載りません。また、CEOは意図を持って話すのが基本ですので(ビジネスですから!)、真実をそのまま話すことも無いでしょう。本当に儲かっている企業はメディアには出てきません。真実を伝えるのであれば静止カメラで街の様子を写せば写っているところの真実は伝わるでしょうが、見る人も居ないでしょう。 これらの状況+インターネットで「なんでも」情報入手が可能といういわば思い込みのようなものが大きな情報格差を生じさせていると思います。オンラインだけではなくオフライン、リアル、現場が極めて大切であるということを実感し、01Booster自体もできるだけ情報格差を埋めていくように努力したいと思います。  教育ビジネスの最新動向に関して語る鈴木代表

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