意味づける能力
意味づける能力は重要ですね。少し前のブログですが「ハイパフォーマーとは「意味づけ力」の高い人?:就活で「やりたいことはなんですか?」と聞かれる理由!?」に良いことが書いてあります。
やりたくないことを続ける必要は無いですが、100%合うものは無い。なので、ある程度、それを意味づける能力は必要であると思えます。
ある現象が起きた。これ自体には意味があるわけではありません。転んでもそれ自体は(痛いですが!)、不運でも運が良くもなく、人が「不運だった!」と意味づけるわけです。この意味自体は自分自身がコントロールできるものです。
いかなる経験もそれ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない by アドラー
仮に脳が行動を決めているとしたら?
マインドタイムが少し前に有名になりました。内容は「マインドタイム0.5秒の遅れ」あたりを読んでいただくと。簡単にいえば、人間は何かを認知するのに0.5秒の遅れがあるので、実際には「現象→脳の意思決定→行動」ではなく「脳の意思決定→行動→現象とのインターアクション」というイメージでしょうか。となると、脳がそれをどう意味づけるか?でかなりの部分が決まってしまいそうです。これが本当かどうかはともかく、あながち間違っているとも言い難いので、かなり大きな話ですね。
未来を決めるためには
「成功が才能や努力よりも運で決まるとしたら?」にまとめましたが、相当「行動」がその人の「運」を決めます。運がかなりの部分を決めるとすると・・・
我々は違う指針を得るのではないでしょうか? 機会は一緒であるが、違うのはなにか?
I’m a very big believer in equal opportunity as opposed to equal outcome. 結果はともかく、機会は皆に平等であると強く信じている by Jobs