これはなかなかインパクトがありますね。「「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて」というWiredの記事があります。
世の中には「Fact」はない。あるのは「Opinion」だけ。
という考え方は面白いですね。Fact(事実:市場ニーズ)からは本当の大きな事業は起こらないとも取れます。ちょっと分かりにくいですが。。
ペットボトルの水
例えば、良く例に出すのが「ペットボトルの水」です。ペットボトルの水は最近の若い方はともかく、30年も前であれば、Factベースで考えたら「水道の水がタダ」なので、市場もないし、ニーズもない製品ですね。これは文化がない(Factもない)ので、今後、文化を創るビジネスモデルです。もちろん、とても市場は大きいです。
となると、ここにあるのは「ペットボトルの水がウケる」というOpinionしかありません。また、売った瞬間は全然売れないでしょうから、市場も非常に小さい。つまり・・・
市場なし・ニーズ無しのFact的には全然ない、けれども後々にはとても大きいもの
です。
我々にはリベラルアーツから発生する「Opinion」を考える・評価する能力が足りなくないか
多分、作られるオピニオンの多くは「無意味」でしょう。一方で、その限りなく小さいかも知れないが幾つかは歴史を作るのです。
つまり、単純に自分の都合の良い顧客を発明するモード(存在しない顧客を発明してはいけない)、本質的にこれは必要なものを新たに世界に再定義する能力が必要なのです。そこには味方は居ません。
我々は己が何者で、世界をどう良くしたいのか?どう良くなるのか?というリベラルアーツが求められており、スタートアップとはリベラルアーツの塊でもあるのです。