これは多くのビジネスプランを聞いていて思うのですが、そもそも本当にそうなのか?そもそもの課題はなんなのか?を深く考えずに、原因を推定(原因を自分の思うように発明)してしまって、手段である対策を進めているケースが多い気がします。
そもそも論を考えていない人はかなり多い
特に最初の打ち手が思いつきでも構わないのですが、問題は、準備をそれに応じて(かなり!)進めてしまって失敗となるケースで、PDCAは重要なものの、余りにも「そもそも論」を考えずに進めている気がします。
ダイエットを題材にした場合
本当の課題はなんなのか?ですね。例えば、ダイエットをしたい顧客を考えた場合、その課題は。
など多肢に渡ります。実は、これに
自分のニーズを顧客も「そのはずだ」と顧客の都合よく発明されたニーズで実際は自分のニーズを満たす
が加わります。こうなると、課題はなんだか相当難しくなりますよね。
課題が変われば手段も異なる
では、仮にダイエットが絶対的に正しい(ダイエットすることが一般的に良いと広く思われている)場合、本当にダイエットする必要があるのか?となります。中には太めが好きな人もいるでしょうし、仮にモテたいという悩みであれば、なんと、逆方向に振れるかも知れません。
人は答えを決めてその手段を考える方が楽なのでは?
多くの場合、こうだ!と原因や課題を特定してしまい、その手段を作ることに邁進する方が、「本当にそうなのか?」「そもそも・・」とモヤモヤ考えるよりも楽なんだと思います。
この場合、アンケートの結果を鵜呑みにしたり、都合よく解釈したりしてしまいます。問題はそれではなかなか上手くいかないということですよね。ピボット自体は問題ないんですが「思い込みたい自分との闘い」は結構手強いです。
そもそも論をもっと深掘るべき
これはもっともっと深掘りすることをお勧めします。想定しておくと後々、事業が上手くいかない時に視座が広く対策を打てるのでいいですよね。下記などを軸に考えても良さそうです。