01Blog / スタンフォード大学の「StartX」に関して

2016.11.04

アメリカのシリコンバレーで有名なスタンフォード大学にはStartXというアクセラレータープログラムがあります。Forbesの「The Best Startup Accelerators Of 2016」でトップランクに位置しているアクセラレーターです。

StartXの特徴

下記に特徴をまとめてみましょう。

  • 無料かつEquityを取らない
  • トータル2.2B-USD、平均で5.1M-USDのファンディング
  • 200名のシリアルアントレプレナーによるメンタリング
  • StartX Fundがあり、現在までに98M-USDを200+の会社に出資
  • 400社のプログラム卒業生
  • 学生や教授向けのプログラムも存在
  • チームの1名がスタンフォード出身である必要あり

パートナーも豪華ですね。

歴史を紐解くと

StartXのwikiを見るに元々は学生の活動(2011年から)だったようですが、最初にカウフマンファンデーションが寄付して、今はスタンフォード大学が毎年1.2M-USDの補助をしてくれているようです。

下記にStartXに参加したFounderのインタビューがありますので参考に。

一つ思いますのは、それぞれのスタートアップはそこまで日本と大差が無いかも知れません。問題は「コミュティ」であり、そのコミュニティ(エコシステムとも言える)と人材輩出拠点である大学とが結びつくこと。この組み合わせはなかなか日本では難しいので、羨ましいところではあります。

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